ドナルド・トランプ米大統領は内政・外交における政権の方針を示す一般教書演説で、経済政策を訴え、コスト削減を狙った新たな施策を発表する見通し。共和党は今年後半に行われる中間選挙を前に、有権者の懸念に対応したい考えだ。事情に詳しいホワイトハウス関係者によると、公式テーマは「米国の建国250周年:強靭(きょうじん)で繁栄し、尊敬される国」となる。演説は「米国の例外主義」を強調した内容となり、トランプ氏は自身の政策によって恩恵を受けたと語る米国民の話を織り交ぜる計画だという。上下両院合同会議での演説は、トランプ氏が自らの政策をアピールする絶好の場となる。昨年、共和党が成立させた減税や処方薬の価格引き下げといった主要政策を一つずつ取り上げると見込まれる。また、年初に発表した医療保険制度の枠組みを法制化する法案を可決するよう議会に要請するとみられる。同枠組みは、連邦政府の補助金を保険会社から国民へ振り向ける内容となっており、一部の共和党議員は称賛しているものの、中間選挙の年に同法案を審議することへの関心は今のところ薄い。