人工知能(AI)は当初、コンサルタントを不要にする脅威と見なされていた。だが今やAIはコンサルタントに追い風をもたらしている。少なくともしばらくの間は。AIの大手競合企業は、ある問題を解決するためにマッキンゼーのようなコンサルティング会社に頼っている。その問題とは、企業がAIを最大限に活用していないということだ。だがAIを事業運営のより深い部分に浸透させることこそが、大きな利益につながる。マッキンゼーが昨夏に実施した約2000人の従業員を対象とした調査では、約3分の2が、自身の組織では組織全体でAIのスケールアップを開始していないと回答した。プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が昨年後半に実施した約4500人の最高経営責任者(CEO)を対象とした調査では、半数以上が、これまでのところAIから財務面での大きな利益を得ていないと回答した。