「親が買ったのに、なぜか子どもも夢中になってます!!」
と話題になっているのが、書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。この本は、Google、Apple、Microsoftといった一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛えるトレーニングとしても注目される「論理的思考問題」を丁寧な解説とともに紹介している。2024年の年間ベストセラー4位(ビジネス書単行本/トーハン調べ)になり、欧米を含む世界13か国でも発売が決定。シリーズ最新作『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』も登場するなど話題になっている。
異例なのが、ビジネス書であるにもかかわらず全世代にウケていることだ。「本を読まないうちの子が夢中で読んでいた」「家族みんなで読んでます」「会社の研修で使いました」といった声が殺到。この記事では、シリーズ最新作から1問紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
イラスト:ハザマチヒロ
思い込みにとらわれずに考えられるか?
あなたは、
論理的な思考
ができる人でしょうか?
それを測る、いい問題があります。
正解は後ほどお伝えしますので、まずはためしに考えてみてください。
知識や難しい計算は必要とせず、「ちゃんと考える力があるかどうか」だけが問われます。
そのためこの問題は、
小学生でも答えられます。
あなたはわかるでしょうか?
A,B,Cの3人で100メートル走をした。
AとBが勝負したところ、Aがゴールした瞬間、Bはまだゴールの10メートル手前を走っていた。
次にBとCが勝負したところ、Bがゴールした瞬間、Cはまだゴールの10メートル手前を走っていた。
AとCが勝負すると、AはCに何メートルの差をつけて勝つだろう?
なお、3人はつねに一定の速度で走る。

イラスト:ハザマチヒロ
――『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(91ページ)より
自分が10メートルの差をつけて勝った相手に、10メートルの差をつけられて負けた人と勝負をする。
こんなの考えるまでもなく、答えはひとつでは? 余裕です。
……そんな直感で判断すると、間違えやすい問題です。
次のページで、考え方と正解を紹介します。



