双発ターボプロップ式航空機が空中で線を描いて降下し、リビアの地中海沿岸に近い砂漠の滑走路に着陸した。機内から出てきたのは、10年前には想像もできなかった訪問者だ。当時、このガルダビヤの空港は過激派組織「イスラム国(IS)」の支配下にあった。その後、ロシアの民間軍事会社ワグネルが掌握していた。ジョン・ブレナン米陸軍中将は14日にこの航空機から姿を現すとすぐに、リビア国内の対立する二つの陣営から成る軍隊に迎えられた。ブレナン氏は両陣営を説得し、彼らにとって初めての合同軍事演習を実現させた。西側当局者によると、すべてが計画通りに進めば、これはロシアをアフリカにおける最大の活動拠点から締め出し、この地域でエネルギーや鉱物資源が特に豊富なリビアを西側寄りに導く上で、次のステップになる。
リビア対立勢力を統合させる米、ロシア排除狙う
和平が実現すれば石油・鉱物資源の活用と米の影響力拡大につながる
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