驚きの効果!「測るだけ」で血圧は下がる

「毎日測るなんて面倒だ」と感じるかもしれません。しかし、面白い事実があります。体重や体脂肪率を毎日測って記録するだけで自然と痩せていく「レコーディング・ダイエット」という手法があるように、自宅で正しく血圧測定を6か月間続けると血圧も毎日測るだけで下がっていくことがわかっています。

自分の数値を毎日目にすることで、無意識のうちに「昨日は塩分を摂りすぎたかな」「今日は少し歩こう」といった健康への意識が働き、生活習慣が自然と整っていくからです。

脳を若々しく保つための「習慣」の力

脳は、全身の中でも特に多くの血流を必要とする臓器です。血圧が安定し、血管がしなやかであれば、脳細胞には常に新鮮な酸素と栄養が届けられます。逆に、血圧が不安定な状態を放置すれば、脳の血管は静かに傷つき、将来の認知症リスクを高めてしまいます。

今日から、家庭用血圧計を「脳の健康状態を確認するモニター」だと思って、朝晩の測定を始めてみませんか?

: 起床後1時間以内、トイレを済ませた後、朝食・服薬前に
: 寝る前のリラックスした状態で

このわずか数分の習慣が、10年後、20年後のあなたの「冴えた頭」を守る、何よりのノウハウになります。自分の血圧という「暴れ馬」を飼い慣らすこと。それが、豊かな脳の寿命を延ばすための第一歩です。

※本稿は『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。