米インテルは1990年代、「Intel Inside(インテル入ってる)」といううたい文句を駆使したマーケティングキャンペーンを通じ、誰もが知るブランドとして家庭の中に浸透し、パソコン(PC)向け半導体の主要サプライヤーとしての地位を築き上げた。現在、「Nvidia Inside」はそれをしのぐ強力な売り文句となっている。 エヌビディアは新たに発表したPC向けチップで、まさにそれに賭けている。新チップは、年内に発売される基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」ベースのPCに搭載される予定だ。エヌビディアが人工知能(AI)分野で持つ高いブランド力を考えれば、新チップも成功を収める可能性が高い。そして、半世紀近く続いてきたPC業界の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めている。