ドナルド・トランプ米大統領は26日、前日にイランがホルムズ海峡で貨物船にドローン(無人機)攻撃を仕掛けたことについて、自国とイランの戦闘停止合意の「ばかげた違反」だとしたものの、ただちに制裁や報復を発表するまでは踏み込まなかった。米国とイランは先週、60日間の戦闘停止、ホルムズ海峡の航行再開、米国によるイラン海上封鎖の解除を巡る覚書を締結。それ以来、イランがホルムズ海峡で船舶を狙ったのは25日が初めてだった。トランプ氏は、イランがこの暫定合意の一部にでも違反すれば、戦闘を再開する構えを示している。トランプ氏は26日のソーシャルメディアへの投稿で、イランはホルムズ海峡の複数の船舶に対して片道攻撃型ドローン4機を発進させ、シンガポール行きの「エバーラブリー号」の上甲板に激突させたと述べた。「他のドローン3機を撃墜した」とし、「明らかにばかげた停戦合意違反だ」と書いた。エバーラブリー号はその後もホルムズ海峡を航行できた、とした。