米ユタ州の小さな町でソフトウエアエンジニアと非常勤の市議会議員を兼務するブライアン・デル・ロサリオさんは、献立からスケジュール管理まであらゆることに人工知能(AI)チャットボットを使う。妻と子ども3人がいることもチャットボットに話した。その後、妻と別れ、旅行の計画を立てる際に離婚したことをチャットボットに伝えた。それからチャットボットは、ことあるごとに離婚の話題を持ち出すようになった。スケジュール管理を手伝ってほしいと伝えると、離婚して無理をしているのではないかとほのめかしてきた。仕事で嫌なことがあって愚痴をこぼすと、ストレスを感じているのを離婚のせいにした。デル・ロサリオさんはチャットボットに「離婚についていちいち意見を言ってほしいとは思っていない」と伝えた。だがチャットボットは「離婚の記憶を消そうとはしなかった」という。