「うちの子、ノートがぐちゃぐちゃで……」
「丁寧に書きなさいと言っているのに、全然直らない」
そう悩む親御さんは多いですが、実はノート指導には多くの家庭が気づかずにやってしまう“落とし穴”があります。良かれと思って言っている一言が、子どものやる気を奪ってしまうこともあるのです。では、子どものノート力を本当に伸ばすには、親はどのように関わればいいのでしょうか。本記事では、「ノート」の書き方が学力に直結するという算数のカリスマ家庭教師安浪京子先生と、国語・理科・社会のベテラン家庭教師の知見が詰まった著書『中学受験必勝ノート術』(安浪京子著・ダイヤモンド社刊)の中から、一部抜粋・編集してお届けします。

【中学受験】国語の記述が書けない子が見落とす「心情語」とは?記述に役だつ心情語ノート。『中学受験必勝ノート術』より

国語はフィーリングで解いてはダメ

 熟語や慣用句などの知識系は、学習漫画や問題集がいろいろあるので、自分でノートにまとめるよりも問題集を使う方が効率的です。しかし、意外と抜け落ちやすいのが心の動きを表す「心情語」。

罪悪感」や「うんざり」などの心情語を子どもはあまり知らないうえ、問題集もほとんどありません。6年生後半になると記述の際に気持ちを一言でまとめねばなりませんが、心情語を知らないと言葉をうまく変換できず困ることがあります。そこで、時間的に余裕があれば、「心情語ノート」の作成をおすすめします。

 心情語ノートには、「覚えたい言葉/意味/自分で考えた例文」を書きます。

 子どもは辞書を引くのを嫌がりますが、辞書は体系的に構成されており、算数でも必要な“順序立てて考える練習”になります。まずは子どもが自分で辞書を引き、もしわからないことがあれば親に聞く……という流れを構築しましょう。

ノートは、4年生には方眼(B5・10ミリ)をおすすめしています。5・6年生大学ノート(B5・A罫)でもかまいません。

 ぜひ、「中学受験必勝ノート術」に詳細を記しておりますので参考にして、お子さんに正しいノートの使い方を教えてあげてください。
(国語担当:青山麻美先生/株式会社アートオブエデュケーション元関西指導部長・現Two Heads専務取締役)

*本記事は、「中学受験必勝ノート術」から、抜粋・編集したものです。