全米の学校のカフェテリアに、陰湿ないじめが忍び込んでいる。昼食をとっている生徒の姿を他の生徒が撮影し、拡散させるといういじめだ。このさらし行為の標的には主に二つのパターンがある。食べ物をほおばっている不格好な瞬間を撮ったものと、一人で食事をしている生徒を撮ったものだ。カリフォルニア州サンディエゴの高校3年生クリスチャン・オカフォーさん(18)は、昼食を食べているときに格好の悪い写真を30~40回、撮られたことがあるという。「(そうした写真を撮られると)人目が気になって、隠れて食べなければいけないような気分になる」とオカフォーさんは話した。オカフォーさんはこの「ランチ・シェイミング」が原因で、学校の屋外キャンパスで人目に付かない場所を探して食事をするようになったが、そのうち受け流せるようになったという。他の生徒が同じことをされているところをよく見かけるが、学校側に報告したことはない。学校にできることはあまりないと感じているからだ。
米学校でまん延するいじめ「ランチ・シェイミング」
学校のカフェテリアで食事中の生徒の写真を撮影してSNSに投稿する新たないじめが起きている
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