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「部下とのコミュニケーションが大事」とは、よく言われることです。しかし、本当に成果を出すリーダーは、単に話しかける回数が多いわけではありません。部下が伸びるチームと、そうでないチーム。その違いは、週に一度の「問いかけ」に表れます。これを知っていれば、部下との対話の質は変わり、チーム全体のパフォーマンスも大きく変わっていくでしょう。その意外な一言とは?(マサチューセッツ州立大学MBA講師 齋藤浩史)
一流のリーダーは「最近どう?」で終わらない
皆さんは、部下にどんな言葉をかけることが多いでしょうか。
昨今はリモートワークも広がり、以前のように職場で毎日顔を合わせる機会が減りました。その結果、部下の小さな変化に気づきにくくなり、本人も気づかないうちにモチベーションが下がっている。そうしたケースは、日本だけでなく海外の職場でもよく見られます。
だからこそ、上司の何気ない声かけは、以前にも増して重要になっています。
たとえば、「最近どう?」という一言。これは私自身もよく使うフレーズです。決して悪い言葉ではありません。むしろ、何も声をかけないよりは、はるかに良いでしょう。簡単な一言でも、リアルに声をかけることで、チームの中に小さな結束が生まれることがあります。
ただ、本当に部下を伸ばすリーダーは、そこからもう一歩踏み込みます。
私はマサチューセッツ州立大学のMBA講師として12年にわたり、多様なバックグラウンドを持つ社会人学生と接し、また企業研修を通じて多くのリーダーを見てきました。その中で感じるのは、一流のリーダーほど、部下への問いかけ方がよく似ているということです。
彼らは週に一度だけ、必ず部下に「ある質問」を投げかけます。
決して難しいものではありません。会話自体も1〜2分あれば十分です。しかし、この問いかけ一つで、部下が仕事で引っかかっているポイントや、小さな迷い、上司が先回りして支援すべきことが驚くほど見えてきます。
多くの管理職は、部下が何に困っているのかを自分で見抜こうとします。
しかし、一流のリーダーは違います。
部下の悩みを当てようとはせず、本人が自ら課題を言葉にできるよう導くのです。そのきっかけになるのが、たった一つの質問です。
では、その質問とは何でしょうか。







