小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「読書感想文で困らない子が最初にやること」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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子どもの夏休み、準備はできていますか?
夏休みの宿題の中でも、多くの子どもが苦戦するのが読書感想文だ。
そもそも「何を読めばいいか」がわからなかったり、「読みたがらない」なんてこともある。
書き始めても、「面白かった」「感動した」で終わってしまい、その先が続かない。
……そんなことはないだろうか?
読書感想文に苦しんだ学生時代
私も子どもの頃は、本を読み終えたあと、原稿用紙を前に何十分も鉛筆が止まっていた記憶がある。
あまりの書けなさに、最終的には塾の先生にほぼ書いてもらった。
では、どうすれば感想を書けるようになるのだろうか。
言葉は「ブロック」と同じ
『小学生でもできる言語化』には、「言語化」の仕組みが、おもちゃのブロックにたとえて説明されている。
言語化とは、「言葉のブロックを使って、何かの形をつくりあげる」という感じです。
形をつくりあげていくまでには、次の3つのステップがあります。
① 考える・感じる
② 言葉のブロックで組み立てる
③ 完成させる
――『小学生でもできる言語化』より読書感想文が書けない子の多くは、いきなり③の「完成」を目指してしまう。
だから何を書けばいいかわからなくなる。
本当に大切なのは、その前の①と②だ。
「主人公のどこに驚いたのか」
「自分ならどうしたか」
「一番印象に残った場面はどこだったのか」
そんなことをまず頭の中で考え、短い言葉で書き出してみる。
すると、バラバラだった言葉のブロックが少しずつ組み上がり、自然と文章になっていく。
読書感想文とは、最初からきれいな文章を書く宿題ではない。
考えたことを、言葉のブロックで少しずつ組み立てていく作業なのだ。
(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』をもとに作成しました。)





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