1位は、奈良県にある東吉野キャンプ場。木々に囲まれたキャンプ場で、パワースポットとして知られる「丹生川上神社」に隣接しており、癒しと大自然が楽しめる場所だ。しかし残念ながら渓流は、ふん便性大腸菌群数が190個/100mlと多い結果となった。

 2位は、愛知県常滑市のりんくう海浜緑地で、ふん便性大腸菌群数は150個/100mlだった。常滑りんくうビーチの名で知られる人工浜で、白砂やヤシの木が広がり南国リゾートの雰囲気。中部国際空港(セントレア)の対岸に位置することから、飛行機を眺めることもできる。ただし、Googleでりんくう海浜緑地と検索すると、第2ワードに「汚い」と出てくるなど、水質については疑問視する人も多いようだ。

 続く3位は静岡県静岡市の三保内浜で、ふん便性大腸菌群数は140個/100mlだった。天然の海岸で、穏やかな波と遠浅の砂浜が特徴。世界文化遺産・三保松原が近くにあり、富士山も見える人気の観光スポットだが、本ランキングではワースト3位となった。

 4位は奈良県曽爾村の松ノ白(同110個/100ml)、5位は奈良県御杖村のみつえ青少年旅行村(同95個/100ml)で、いずれも奈良県の川遊びスポットだ。

 上位の海水浴場にとっては不名誉な結果となったが、実は同趣旨の昨年版ランキングと比較すると、特にトップ5は、ふん便性大腸菌群数は大幅に減っている。昨年版の1位は同640個/100ml、2位は同240個/100ml、3位が同160個/100ml、4位が同130個/100ml、 5位が同110個/100mlだった。昨年版は全69カ所だったのが、今年は全47カ所に減ってもいる。

 全47カ所を都道府県別に見ると、最多は奈良県と千葉県が同数で9カ所ずつランクイン。奈良県はいずれも河川の水浴場で、紀の川水域が6カ所、淀川水域が3カ所。一方、千葉県は九十九里など海岸が多かった。

 16位以下については、次ページ以降のデータを確認してほしい。全国各地の海水浴場がランキングに名を連ねている。この夏、海・川・湖沼に遊びに出かけようと思っている人はチェックしてみてほしい。

(ダイヤモンド・ライフ編集部、データ担当/編集委員 清水理裕)