米メディア大手パラマウント・スカイダンスによる同業ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)の810億ドル(約13兆1600億円)規模の買収計画が大きな障害に直面した。カリフォルニア州の連邦地裁は20日、12州が提起した反トラスト法(独占禁止法)を巡る異議申し立ての決着がつくまで、合併手続きの差し止めを維持すべきか裁判所が審理する間、両社が取引を完了することを禁じる一時差し止め命令を下した。今回の14日間の差し止め命令により、パラマウントが目指していた今月中の取引完了は困難となった。今後、地裁が州側の申し立てについて仮差し止め命令を認めた場合、州側との反トラスト法訴訟が継続する間、両社は合併手続きを進めることができなくなる。