中国政府は、圧倒的な外交圧力を駆使して台湾を国際舞台で締め付けるため、あらゆる手だてを講じている。台湾政府によると、中国当局はアフリカの同盟国に働きかけて台湾総統専用機の領空通過を阻止させたほか、国際会議に出席しようとした台湾代表団の入国ビザ(査証)を取り消した。中国政府は市民レベルの活動さえも標的にしていると、台湾当局者らは話す。中国の特別行政区マカオで8月に開催される「世界合唱シンポジウム」の主催者は先月、台湾の国立客家児童合唱団がその名称で出演することを拒否した。台湾が独立国家であることを示唆する団名を問題視したためだ。米カリフォルニア州サンディエゴで開催された「ワールド・ラテアート・チャンピオンシップ(WLAC)」の主催者も同様に、優勝者の出身地表記を「台湾」から「チャイニーズ・タイペイ」に変更した。