米国とイランの戦闘が小康状態となり、この戦争での最も大きな争点であるホルムズ海峡を通じた船舶輸送の再開に向け、短期的な解決策を目指す外交が加速している。イランとオマーンは前週末から27日にかけての集中協議で、戦争前は世界の石油生産量の20%を運んでいたが、戦争によって通航がほぼ停止状態となった水路を、船舶が安全に通過できるようにする取り組みを行った。この限定的な協議は、米国とイランの紛争の完全終結を目指したものではないが、仲介者らは、重要問題で一時的に合意するだけでも緊張を緩和する可能性があり、また、海上封鎖の解除や最終的には6月に米国政府とイラン政府が達成した暫定和平合意の実施に向けた交渉を後押しできると期待している。