イランはホルムズ海峡の航路管理権を均等に分割するオマーンの提案を拒否した。これにより、イランと米国の戦争終結に向けた和平交渉が早期に再開するとの期待は後退した。ホルムズ海峡を挟んでイランの対岸に位置するオマーンは、管理航路を等分する暫定案を提示していた。だが、イラン当局は28日、世界的な石油供給の要衝である同海峡の大部分の管理権を自国が握ることを要求した。イランの上級外交官が明らかにした。24日以降、米国・イラン間の戦闘は小康状態となっており、10日間の停戦案をはじめとする新たな仲介の動きが活発化している。仲介国の当局者らは、イランがオマーンの提案を拒否したことに憤りを示している。イランのカゼム・ガリババディ外務次官は、自国のホルムズ海峡案にオマーンが同意しない限り、交渉は次の段階には進まないと述べた。