感動は「喜び×驚き」で生まれます。だからこそ、誕生日にプレゼントをもらうより、何でもない日にちょっとしたプレゼントをもらうほうが心に残るのです。「体」「時間」「環境」「思考」「心」「人間関係」をととのえるための具体的な習慣術を書いた『ととのえる。―超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術―』(ダイヤモンド社刊)から、抜粋・編集して、紹介します

人間関係がうまくいく人はやっている! 500円でできる効果絶大な習慣 ベスト1Photo: Adobe Stock

感動は「喜び×驚き」で生まれる

 人間関係を円滑にするために、僕が最も大切にしている作法の一つに「贈りもの」があります。とはいえ、お中元やお歳暮のようなお堅い贈答品ではありません。僕が取り入れているのは、日常の何気ない瞬間に手渡す「500円程度のプチギフト」です。

 相手との関係を劇的によくする秘訣は、相手の期待値をいい意味で裏切ること。

 これは持論になりますが、感動は「喜び × 驚き」で生まれます。

 誕生日にプレゼントをもらうのは、ある意味で「想定内」の出来事かもしれない。けれども、何でもない日に「これ、昨日のプロジェクトのサポートのお礼です」と、さりげなく、ちょっとしたプレゼントを渡されたらどうでしょう? そこには「驚き」というスパイスが加わり、金額以上の大きな信頼と好意が生まれます。

 だから、僕は街を歩いているときに、自然と「誰かにあげるプレゼント」を探してしまいます。「あ、これあの人が喜びそうだな」「このデザイン、あの人のプレゼン資料のヒントになるかも」と、仲間の顔が思い浮かんでくるのです。

 そうして見つけた「誰かにあげるかもしれないグッズ」をストックしておくために、僕の家には専用の「贈りもの棚」があります。この棚を見ているだけで、なんだか幸せな気持ちになってくるから不思議なものです。

記念日は勝手に作っていい

 プレゼントを贈るタイミングは、自分で好きに決めます。お礼をしたいときはもちろん、勝手に記念日を設定するのもありです。「プロジェクト成功記念」「大繁忙期記念」など。要はなんでもOKです。

 もちろん、これは見返りを求めるためのものではありません。あくまで「自分が相手を喜ばせたくてやっている」というスタンスでいることが重要です。

 相手の反応に一喜一憂せず、まずは自分からギブすること。その軽やかな姿勢が、相手の警戒心を解き、ありがとうの連鎖を生むきっかけになります。