ウクライナで今月、国民の間で人気の高いミハイロ・フェドロフ前国防相の解任に抗議するため街頭に繰り出した人々は、小さな子どもやペットを連れていた。その雰囲気は、戦時中の反政府集会というよりも音楽フェスティバルのようだった。デモ参加者たちが「その可能性はない」と正しく予想し、何の備えもしていなかった唯一の事態は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が治安部隊に彼らの強制排除を命じることだった。実際、デモが始まるとすぐに、ゼレンスキー氏は国民の声に注意深く耳を傾けると発表した。ゼレンスキー氏はそれから数日以内に、デモ隊の要求の中で最も重要と思われるものを受け入れ、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官を解任した。シルスキー氏を巡っては、旧ソ連時代の古い手法に固執し、軍の改革を妨げているとの批判が広がっていた。その後、ゼレンスキー氏は若くて人気のある新たな国防相を指名した。