ドナルド・トランプ米大統領は3月、原油価格の急騰を喜び、「われわれは多くの金を稼いでいる」と述べた。今、トランプ氏を支持する石油業界は棚ぼた式の利益を手にしようとしているが、大統領はもはや喜んでいない。調査会社ファクトセットによると、米国産原油の価格がイラン戦争前の1バレル=約66ドルから上昇し、3月から6月にかけて95ドルで推移したことを受け、エクソンモービル、シェブロン、コノコフィリップス、オキシデンタル・ペトロリアムの4社は今年4ー6月期(第2四半期)に計約310億ドル(約5兆円)の利益を上げると予想されている。昨年同期の約120億ドルから大幅な増加となる。中東での紛争が拡大し、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えて上昇する中、巨額の現金収入は石油業界とホワイトハウスとの間の緊張を高めることになりそうだ。