イラン戦争で中東にある二つの海上輸送の要衝で混乱が発生し、世界市場に衝撃を与えている。だが、それでも中国は石油を調達する方法を見つけ出している。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は先週、バベルマンデブ海峡でサウジアラビア関連の石油タンカーへの攻撃を開始した。これによりイラン戦争が拡大し、サウジアラビアがホルムズ海峡を迂回(うかい)してアジアの顧客に石油を届けるために利用してきた重要な紅海航路が混乱している。だがフーシ派は、サウジアラビア産原油を搭載した中国の石油タンカー2隻がバベルマンデブ海峡を安全に通過することを認めた。2隻は航行中に無線で「乗組員と船主は中国人」と発信した。さらに、サウジアラビア産原油を積んだ中国向けの超大型タンカーが少なくとも2隻、バベルマンデブ海峡を通過した。フーシ派はイランの友好国に配慮して攻撃を控えているようだ。