人工知能(AI)開発の米アンソロピックへの反発がシリコンバレーで高まりつつある。既存のソフトウエアプロバイダーと競合する製品投入や、閉鎖的なAIエコシステムの推進に対する懸念が背景にある。スタートアップ創業者やソフトウエア企業幹部、AI研究者らは、アンソロピックが他社の提供するツールと競合する製品を市場に投入するのを見て、より安価なAIモデルへの移行を始めたと述べた。そうした新製品の一例が4月に発表された「クロードデザイン」で、アンソロピックのパートナー企業の一つであるデザイン会社フィグマの製品と直接競合すると見る向きもあった。フィグマのディラン・フィールド最高経営責任者(CEO)はクロードデザイン発表直後のあるイベントで、アンソロピックは「コミュニケーションにおいて一貫して率直ではなかった」と述べたと、出席者らは語る。
アンソロピックへの反発、シリコンバレーで高まる
競争戦略や閉鎖的なAIモデルなどを巡り、スタートアップ創業者や研究者の不信感が増大している
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