ウォール街では人工知能(AI)を無条件に追い求めるというフェーズは終わった。メタ・プラットフォームズが29日に学んだように、またアルファベット傘下のグーグルが先週目の当たりにしたように、投資家はデータセンターやAIモデルの開発に向けた数千億ドル規模の投資について、より明確な答えを求めている。ただAI支出が収益をもたらしている証拠を目にすれば、投資家は依然として寛大な姿勢を示している。29日に決算を発表したマイクロソフトは、クラウド事業「アジュール」で記録的な売上高を発表し、株価が時間外取引で9%上昇した。一方、メタの株価は時間外取引で最大10%下落し、時価総額1400億ドル超が吹き飛んだ。投資家は4-6月期(第2四半期)決算の電話会議に耳を傾け、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が企業向けAIツールやコンピューティング能力の販売で収益を上げる計画について新たな詳細を示すことを期待したが、空振りに終わった。来年の設備投資がどうなるかについての具体的な説明もなかった。