「落ちてくるナイフはつかむな」――ウォール街の格言はこう教えている。誰だって、そんなことはしたくない。ただ、短期の債券なら、少なくとも防具を身につけてナイフを拾うようなものといえる。トレーダーは米国債の底値を見極めるのに苦しんでいるようだ。10年債利回りはこの1週間に過去の最高水準を突破し(価格は下落)、5%、5.1%、そして5.2%に達している。少し前まで落ち着いていた債券市場のボラティリティー(変動率)も急上昇した。これは市場の不安が高まっていることを物語っている。だが株式とは異なり、債券は投資家が見立てを誤ったとしても、ある程度の緩衝材を提供してくれる。投資家にはクーポンが支払われるため、債券価格が下落しても損失を相殺することができる。つまり、保有債券の価格が下落しても、最終的にプラスのリターンを得ることが可能になる。
米国債の高利回りを生かすシンプルな方法
今のところ2年債は魅力的な水準にある
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