エジプトの地中海沿岸の港で爆発が起き、米国のガス貯蔵タンカーなど2隻で火災が発生した。エジプト当局は30日、ドローン(無人機)攻撃が爆発を引き起こしたことを明らかにした。足元のイラン紛争でエジプトが標的にされたのは今回が初めて。重要なエネルギー輸送ルートが新たな脅威にさらされている。エジプト内閣は、主要な液化天然ガス(LNG)拠点を擁するダミエッタ港の火災は鎮火し、死傷者は報告されていないと発表した。また、前日29日に発生した、この事件を巡り犯行声明は一切出ていないとした。複数のエジプト当局者によると、同国は当初、紛争拡大を図るイランの攻撃だとみていた。これは、イラン革命防衛隊(IRGC)がイラン寄りと見受けられる国に対してさえも、これまで以上に高いリスクを取る姿勢を示していることを示唆した。