米アルファベットのトップサイエンティストであるデミス・ハサビス氏は、グーグルのAI開発部門ディープマインドの最高経営責任者(CEO)を退く数週間前に、独立した新たな業界安全機関の設立について、政府高官や他の人工知能(AI)研究機関のトップらと協議していた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者らによると、ディープマインドの共同創業者であり、機械学習分野の先駆者と見なされているハサビス氏は、汎用(はんよう)人工知能(AGI)の開発に関する安全基準とベストプラクティスを規定する組織の設立構想に、より多くの時間を費やすようになっている。ハサビス氏は同業者との協議の中で、この構想中の組織を、原子力エネルギーに関する協力を促進する非政府監視機関である国際原子力機関(IAEA)になぞらえている。