米国のスタートアップ企業が、研究者が数十年にわたって取り組んできたものをついに実現させようとしている。希少で入手困難な元素を使わず、代わりに普通の食卓塩に含まれる成分を使った電池だ。この技術は、全ての国が電池とその原料である重要鉱物の中国依存を断つ助けになるかもしれない。ナトリウムイオン電池もエネルギーを蓄えて放出できる。これを真っ先に採用しているのは最も需要がある場所で、米国の電力系統や急増中のデータセンターだ。電力系統などのインフラでも、家庭のようにエネルギーを安価で余っている時に蓄え、不足時に放出できれば、電力供給はより安定し、低コストになる。米国では電力系統に接続された蓄電池の導入が急ピッチで進む。ナトリウムベースの新たな電池は従来のリチウムベースの電池に比べ、より安価で長持ちし、安全性と安定性が高い可能性がある。再生可能エネルギーの普及を後押しし、環境負荷の低い選択肢として、天然ガスタービンやディーゼル発電機の代わりになるかもしれない。
電池の脱中国、「塩」由来でついに前進
ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池の問題がほぼなく、安価なため化石燃料への依存が解消する可能性も
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