米航空機製造大手ボーイングと米航空宇宙局(NASA)は、同社の宇宙船「スターライナー」の任務委託を巡り協議している。スターライナーは2024年に不具合が起き、宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)から帰還させられなかった。NASAとの契約は事業好転の兆しとなる。協議に詳しい複数の関係者によると、ボーイングとNASAは、今後数年間でスターライナーに10回以上の飛行を委託することについて協議している。実現すれば、ISSが飛行している低軌道へのアクセスを米国が確保できるよう支援することになる。NASAの報道官は「NASAは地球低軌道での継続的なプレゼンスという国家目標を達成するための計画を策定している」と説明し、近く詳細を発表する見通しだと述べた。ボーイングの広報担当者は、同社がNASAの取り組みに引き続き注力しており、スターライナーの次の任務を楽しみにしていると述べた。