米当局者らによると、ドナルド・トランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記との首脳会談を今秋にも実現させるよう側近らに働きかけている。自身の1期目における劇的な外交的取り組みを再開し、金氏に核兵器開発計画の放棄を迫る狙いだ。トランプ氏は次回のアジア歴訪時に金氏との直接会談を設定することを非公式に話し合っていると、当局者らは述べた。その機会として、11月に中国・深センで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が候補に挙がっている。公式な準備は進んでいないものの、リスクの高い金氏との再会談を望むトランプ氏の姿勢から、イランでの勝利が依然として見通せない中、外交政策上の輝かしい成果を切望していることがうかがえる。金氏は、数十発の核弾頭を保有すると推定される独裁者であり、ほとんどの大統領は前提条件なしに金氏と会談することを避けてきた。