仕事が速い「優秀な人」は、一体何が違うのか? 実は、彼らはすべての仕事をこなしているわけではありません。いつも仕事が終わらない原因は、能力不足ではなく、あなたの「真面目さ」にあるかもしれないのです。優秀な人が作業に取りかかる前、労力の大部分を費やしている“ある習慣”とは? 目の前のタスクに追われて自信をなくしている人へ。誰でも実践できる、心に余裕を生み出すシンプルな思考法をお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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優秀な人は全部やらない
今日は、「優秀な人は全部やらない」というテーマでお届けします。
「優秀な人」というと、何でもできて、すべての仕事をテキパキとこなすイメージがあるかもしれません。しかし、周囲から「優秀だ」と評価されている人は、実はすべての作業をやっているわけではないのです。
優秀な人が必ずやっている「優先順位づけ」
優秀な人が必ず行っていること、それは「優先順位をつけること」です。
仕事において、優先順位をつけ、どのようにプランを立てていくかという「段取り」に、彼らは労力の8〜9割を費やしています。ある程度優先順位とプランを決めたら、あとはそれに従って淡々と進めるだけです。
優先順位をつけるということは、「優先順位の高いものから取り組み、低いものは後回しにするか、場合によってはやらないという選択をする」ということです。やらないことを決めるからこそ、本当に大事なことが問題なく進む。これが優秀な人の仕事術です。
仕事が終わらない理由は「能力」ではなく「真面目さ」
一方で、仕事がうまく進まない人はどうでしょうか?
これは、その人の能力が低いからではありません。むしろ、真面目で素直な性格ゆえに、目の前で起きたことを片っ端から処理しようとしてしまうのが原因です。
何か仕事が発生するたびに「はい、やります」と引き受けてしまい、それをすべてこなそうとするため、結局どれも終わらなくなってしまいます。一番大事なことも予定通りに進まず、「うまく仕事ができない」という結果に陥りがちなのです。
作業の前に「全体像」を把握する
この違いは、作業に取り掛かる前に「冷静に全体を見渡しているかどうか」にあります。
たとえば、絵を描くときを想像してみてください。



