「幸せになりたい」と思っていても、何をもって幸せとするかは人それぞれである。仕事、お金、人間関係など、恵まれた環境があれば幸せになれるようにも思えるが、本当にそれだけなのだろうか。同じような毎日を過ごしていても、幸福を感じやすい人とそうでない人がいる。本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』をもとに、「絶対に幸せになれる人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「絶対に幸せになれる人」の特徴・ベスト1Photo: Adobe Stock

「最近、幸せだったこと」を言えますか?

 突然だが、「最近、幸せだったことは何ですか?」と聞かれたら、何と答えるだろうか。

 旅行に行った。
 仕事で成功した。
 欲しかったものを買った。
 恋人ができた。

 そう思い浮かべる人もいるかもしれない。

「今日、いい日だった?」と聞かれて気づいたこと

 この前、友人と仕事終わりにご飯を食べていた。

 その日は特に大きな出来事もなく、いつも通り会社へ行き、いつも通り仕事をしていた。

 友人から、「今日、どうだった?」と聞かれたので、私はなんとなく、「フツー。別に何もなかったし」と答えた。

 すると友人が、「でも今日、一個くらい面白かったこととか楽しかったことはあるでしょ」と聞いてきた。

 そこで一日を思い返してみると、意外といくつも出てきた。

 朝買ったアイスティーはおいしかったし、ずっと返事を待っていたメールが来たし、帰り道が涼しくて気持ちよかった。
 ……でも、どれも、人にわざわざ話すほどの出来事ではない。

 それでも、「何もなかった一日」だと思っていた日は、よく考えてみれば、悪くない一日だった

「楽しかった」で終わらせない

『小学生でもできる言語化』には、こんなページがある。

たとえば、何かをやったときに、自分自身を探って「ここは好きだった」「ここは嫌いだった」「こういうことは得意だった」「こういうことは苦手だった」などと言語化していきます。
そうすることで、自分がどんな人間なのかが少しずつ分かっていき、自分に向いていることや向いていないことも見つけやすくなります。

――『小学生でもできる言語化』より

 私たちは、毎日の出来事を意外と大ざっぱに捉えている。

「今日は普通だった」
「まあまあ楽しかった」
「なんか疲れた」

 そんな一言で一日を片づけてしまう。
 しかし、その「普通」の中身を少しだけ言葉にしてみると、見えてくるものがある。

「昼休みに同僚とくだらない話をして笑った」
「帰りに好きな曲を聴いたら気分がよくなった」
「夕飯が思ったより上手にできた」

 一つひとつは小さくても、自分が「よかった」と感じた瞬間は確かに存在しているのだ

絶対に幸せになれる人は「小さな幸せを見落とさない」

 絶対に幸せになれる人の特徴・ベスト1は、自分が「ちょっとよかった」と感じた瞬間を、きちんと拾えることだ。

 大きな幸せがやってくるのを待っているだけでは、「何もない日」は退屈な一日になってしまう。
 しかし、コーヒーがおいしかったこと、誰かとの会話が楽しかったこと、帰り道の風が気持ちよかったことまで言葉にできれば、同じ一日の見え方は変わる。

 幸せになるために、人生を劇的に変える必要はない

 まずは今日一日を振り返って、「何がちょっとよかった?」と自分に聞いてみる。
 言葉にしなければ通り過ぎてしまうような、小さな感情を見逃さない。

 何でもない毎日の中から、自分で幸せを見つけられる人になろう。