稲盛和夫一日一言Photo:SANKEI

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月22日、今日は何の日?

 9月22日は「世界サイの日」です。

 世界に生息する5種のサイへの関心を高め、密猟や生息地の減少といった課題について考える日です。

 サイの保護と企業経営は遠いテーマに思えるかもしれません。

 しかし、生物多様性は原材料の調達や水資源、土地利用など、さまざまな事業活動と結びついています。自然環境が損なわれれば、企業のサプライチェーンや地域社会にも長期的な影響が及びます。

 だからこそ、ESGを考える際には、目先の利益だけでなく、自社の事業が自然や社会にどのような影響を与えているかを見る視点が欠かせません。

 こうした問題に限らず、企業が抱える課題の実態は、数字や報告書を見るだけでは十分につかめないことがあります。実際に何が起きているのかを知ることは、経営判断を下すうえでも重要です。

 では、会社の実態をつかむために、リーダーは日々どのように仕事と向き合うべきなのでしょうか。

 9月22日の言葉から、稲盛和夫氏がリーダーに求めたことについて考えてみましょう。