稲盛和夫一日一言Photo:SANKEI

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月18日、今日は何の日?

 9月18日は「かいわれ大根の日」です。

 1986年9月、日本かいわれ協会(現・日本スプラウト協会)の会合で制定されました。

 スーパーで手軽に買える野菜も、店頭に並ぶまでには多くの仕事があります。種を育てる生産者、品質を管理する人、運送会社、市場、小売店。食品の価格や品質は、長いサプライチェーンによって支えられています。

 とりわけ一次産業では、天候や燃料費、資材価格など、自分たちだけでは制御できない要因にも左右されます。だからこそ、生産から販売までのつながりを理解し、適正な価格で価値を届け、持続可能な仕組みをつくることが重要です。

 スーパーに並ぶ一つの商品も、さまざまな人がそれぞれの持ち場で仕事を積み重ねることで、私たちの手元に届きます。一つひとつは目立たない仕事でも、それを長く積み重ねていくことで、身につく知識や技術には大きな差が生まれていきます。

 仕事でも、入社した当時の能力や評価が、その人の将来を決めるとは限りません。何年、何十年と仕事を続けた先で、人はどこまで変わることができるのでしょうか。

 では、9月18日の言葉から、稲盛和夫氏が40年という歳月を経て目にした、ある社員たちの変化について考えてみましょう。