好業績のニュースで「飛び乗り買い」をしていませんか? 実は近年のデータ分析から、その王道の手法が「高値づかみの罠」になりやすいことが判明しています。では、決算発表後、本当の利益のチャンスはどこに隠されているのでしょうか?『最後に勝つ投資術【実践バイブル】 ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーが明かす「株式投資のサバイバル戦略』をベースに、株価を支配する意外な法則に迫ります。
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好業績ニュースでの「飛び乗り買い」は危険?
プロが教える決算後の株価の法則
株式投資の醍醐味の一つは、日々のニュースや企業の決算発表を読み解くことです。
素晴らしい業績が発表されれば「買いたい」、悪い業績なら「売りたい」と考えるのが自然な心理ですが、実際の株価はそう単純には動きません。
「良いニュース」の後に株価が伸び悩む現代の相場
個人投資家が直面する最大の壁は、情報が出た後の「株価の先読み」です。実は近年のデータ分析から、ある興味深い事実が浮かび上がってきています。
――『最後に勝つ投資術【実践バイブル】 ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーが明かす「株式投資のサバイバル戦略」』より
事前予想を上回る好決算(サプライズ)が出ると、誰もが「これは買いだ!」と飛びつきたくなります。しかし、アルゴリズム取引などの進化もあり、良い情報は瞬時に株価に織り込まれるようになりました。
その結果、ニュースを見て慌てて高値で買っても、そこからさらに上昇していく力(伸びしろ)は弱まっています。つまり「好業績のニュースを見てから買う」というオーソドックスな手法では、高値づかみをしてしまうリスクが高まっているのです。
利益のチャンスは「悪いニュース」の後に眠っている
では、ニュースを利用して収益を上げるのは不可能なのでしょうか? 実は、視点を変えるだけで新たなチャンスが見えてきます。注目すべきは「悪い業績」が出た後の株価の動きです。
――『最後に勝つ投資術【実践バイブル】 ゴールドマン・サックスの元トップトレーダーが明かす「株式投資のサバイバル戦略」』より
悪い決算が出た直後、株価は大きく急落します。この時、「下がりすぎだからリバウンドするはず」と逆張り(値下がりしたところを買うこと)を狙う個人投資家は少なくありません。
しかし、実際には含み損を抱えた投資家の「株価が少しでも戻ったら売りたい」という心理が働き続けるため、初動の下落後もジリジリと下がり続ける傾向があります。
この法則を理解していれば、「悪いニュースが出た銘柄の空売り(下落を見越した投資)」で利益を狙う戦略が立てられます。あるいは、空売りをしない人であっても「悪材料が出た銘柄の安易な押し目買い」を避けることで、大きな損失を防ぐことができます。
ニュースの表面的な良し悪しに一喜一憂せず、その後に続く「投資家心理の偏り」を味方につけることこそ、相場で生き残るための実践的なノウハウと言えるでしょう。





