ノートを綺麗にまとめたり、参考書を書き写したりして「勉強した気」になっていませんか? 実は、この真面目な“写経勉強”が思考停止を招き、時間を奪う大きな罠です。どれだけ時間をかけても成果が出ない人は、「書く作業」の満足感に騙されているかもしれません。最短で成果を出す学習法を『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』をベースに解説します。

【偏差値45から東大合格】「ノートをきれいにまとめる人」ほど成績が伸びない理由・ワースト1Photo: Adobe Stock

東大合格者が教える「写経勉強」の罠

勉強時、ノートを綺麗にまとめたり、参考書の内容を書き写したりしていませんか?

「勉強した気」になれる作業ですが、実はここに成績が伸び悩む大きな原因が潜んでいます

「書く作業」に慣れると頭が動かなくなる

一生懸命ノートに向かう姿は真面目に見えますが、その作業自体が落とし穴になります

なかでも要注意なのは、ノートなどに「書く」行為を面倒に思わなくなること。「書く」のは肉体的な負担があり、誰にとっても大なり小なり面倒なことのはずです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より

書く行為は本来大変な作業です。それを「苦にならない」と感じるとき、頭を使わず単に文字を追う作業と化している可能性があります。

手を動かすだけに慣れると、肝心の「理解する」ステップが抜けてしまうのです

「写経」のような作業が時間を奪う

参考書をそのまま写す勉強は、学習効率の面で非常に危険です

教科書や参考集を“写経”のように書き写すことに慣れすぎると、惰性に流されがちです。そして、たいした成果が出ないまま、限られた時間をむやみに浪費してしまうのです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より

参考書をそのまま写す作業は思考停止を招きます。綺麗なノートができても頭には残っていません。作成の満足感と引き換えに時間を浪費しているのです。

「時間」ではなく「中身」で評価する

どれだけ長時間机に向かいノートを埋めても、知識が定着しなければ意味がありません

そのような勉強は中身がともなわないので、どれだけ時間をかけても成績は上がらなくなってしまいます。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』より

大切なのは時間の長さではなく「中身」です。暗記の際は書くだけに頼らず、口に出して説明したり即座に思い出したりと、脳に負荷をかける学習を心がけましょう。

「書くのは面倒だ」という感覚を忘れず、不要な書き写しを削ぎ落とすことが、最短で結果を出すノウハウです。