人工知能(AI)開発の米アンソロピックは、イランが米国で開発された人工知能(AI)モデルを使い、中東に展開する米海軍の艦艇を攻撃しようとしたと報告書で指摘した。新たに出現した国家安全保障上の危険に警鐘を鳴らした。報告書によると、イランとつながりのある集団が船舶や航空機のトランスポンダー、軍の写真、商業衛星画像から情報を収集して米海軍の艦艇を追跡し、海上通信の脆弱(ぜいじゃく)性を探っていたことが判明した。アンソロピックは、同社の高性能AIモデル「クロード」を使用した、この「脅威アクター」の計画を阻止したことを明らかにした。これは154ページに及ぶ報告書が示した複数の脅威の一事例に過ぎない。報告書は、米国に敵対する者がAIを新たな方法で利用し、国家安全保障に深刻な脅威をもたらしている実態を示す事例集になっている。具体的には、新型ミサイル開発、偽情報を流布しようとする組織的活動、反体制派の監視、さらには生物兵器の開発努力にも及ぶ。
イラン、米軍攻撃の試みにアンソロピックのAI利用=報告書
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