健康診断で不安の種となる「悪玉コレステロール」。数値を下げようと、極端な食事制限をしていませんか? 実はその8割が自らの体内で作られており、そこには生命活動に関わる驚きの理由がありました。『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』をベースに、単なる「悪」ではないコレステロールの真の役割と、極端な我慢に頼らない合理的で無理のない健康管理のヒントをお届けします。
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生命を脅かす「悪玉コレステロール」は
生命維持に不可欠?
健康診断で「高血圧」や「コレステロール値の異常」を指摘され、不安を感じているビジネスパーソンは少なくありません。
放置すれば命に関わる重大な疾患を引き起こすこれらの数値ですが、その本当のメカニズムを正しく理解しているでしょうか?
高血圧などによって血管が受ける日々のストレスは、静かに忍び寄る動脈硬化の序章に過ぎません。その病状を決定的に悪化させ、ある日突然、心臓病や脳卒中という形で生命を脅かす“陰の主役”こそが、血液中の「LDLコレステロール」です。
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
動脈硬化の引き金となるLDLコレステロールは「悪玉」と呼ばれ、とにかく減らすべき絶対的な敵だと考えられがちです。数値を改善しようと、肉や卵などの食品を徹底的に避けている方もいるでしょう。
「悪玉」の8割は自らの体で作られている
しかし、極端な食事制限をしても根本的な解決にならない場合があります。コレステロールの供給源は、日々の食事だけではないからです。
LDLコレステロールは、“悪玉コレステロール”という不名誉な通称で知られています。しかし、コレステロール自体は、肉類や卵、乳製品などの動物性脂質から摂る以上に、体内で必要とされる量の実に8割ほどが肝臓で合成されている“生命維持に不可欠なもの”です。
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より
私たちが食事から摂取するコレステロールは全体のわずか2割程度に過ぎません。残りの大部分は、外から取り入れるのではなく、自らの体(肝臓)で意図的に作られているのです。



