なぜ体はわざわざコレステロールを製造するのか?

なぜ人間の体は、心臓病や脳卒中のリスクとなる物質を大量に自給自足しているのでしょうか? そこには、生命活動に関わる極めて重要な理由があります。

なぜならコレステロールは、私たちの身体を構成する無数の細胞の膜をしなやかに保つ材料であり、さらには男性ホルモン・女性ホルモンといった“心身の調和”を司るホルモンの原料でもあるため、体内での生産ラインが確立されているのです。
――『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳「ミクログリア」が味方する6つの習慣術』より

コレステロールは決して単なる「悪」ではなく、健康な細胞や正常なホルモンバランスを保つための必須アイテムです。問題なのは、コレステロールそのものの存在ではなく、血中のLDLコレステロールが過剰に増えすぎてバランスが崩れてしまう状態にあります。

数値を改善するためには、やみくもな食事制限でストレスを溜めるよりも、適度な運動や良質な睡眠によって肝臓の代謝機能を整えるアプローチが不可欠です。コレステロールの「真の役割」を知ることで、より合理的で無理のない健康管理を今日から始めていきましょう。