米電気自動車(EV)大手のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はかつて、連邦政府によるEV税額控除の終了は最初は自社にとって痛手になるが、最終的には利益になると予想していた。少なくとも相対的な意味では、その予想は正しかった。最近の自動車販売データによると、従来型の自動車メーカーがEV事業を縮小する中、テスラは米EV市場で再びシェアを拡大している。調査会社モーター・インテリジェンスによると、テスラのシェアは今年1~8月で52%となり、前年同期の43%から拡大して米EV市場の半分以上を占めた。テスラもEV市場全体の低迷から逃れられてはいない。同社の今年に入ってからの米国内販売台数は32万5351台で、前年比16%減となった。EV市場全体は30%減と、より大きく落ち込んでいる。