投資家は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の会合で3年ぶりとなる利上げに踏み切ることをほぼ確実視している。より難しい問題は、その後の展開だ。0.25ポイントの単発の利上げだけでインフレを十分に抑制できると考えるFRB当局者は、ほぼ皆無だ。そのため、来週の会合で利上げに踏み切れば、これまで政策金利が不適切な水準にあったとの判断を反映することになる。その場合、1回の利上げで問題は解決しないだろう。FRBは、当局者が「1回では不十分だ」と確信するまでめったに動かない。かつてFRB副議長を務め、現在は債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(ピムコ)に所属するリチャード・クラリダ氏は、「来週利上げがあれば、間違いなく追加利上げが続くだろう」と語った。