そりゃ人気だわ…「トイ・ストーリーホテル」で娘の人形に起きた「まさかの出来事」Photo:Stuart C. Wilson/gettyimages

「値上げ」で高額化が止まらない東京ディズニーリゾート。全力で楽しむと、一体いくらかかるのでしょうか?家族3人で直営の「高価格帯ホテル」に1泊し、“有料ファストパス”まで駆使して人気アトラクションに乗った2日間を、『東京ディズニー家族3人で1泊2日「使った総額」に仰天!しかし「最大の敵」は別にあった…』でリポートしました。子連れディズニーの大変さと、おカネがかかることに驚く人もいるでしょう。

続いて、直営の「中価格帯ホテル」に泊まれば財布に優しく楽しめるのでは?と仮説を立て、検証のため「トイ・ストーリーホテル」に泊まってきました。「毎日、数秒で完売する」と言われていたほど予約困難なホテルです。レストランも利用すると、「人気の秘密」がわかりました。(明治大学経営学部兼任講師 中島 恵)

「ディズニーホテル」4種類
価格帯と雰囲気が全く違う

 東京ディズニーリゾートのホテルは、直営の「ディズニーホテル」と、提携ホテル(オフィシャル、パートナー、グッドネイバー)に分かれます。

 直営ホテルは、最高級からお手頃まで4種類あります。価格帯などの違いをざっくりまとめました。※図表参照

図表:ディズニーホテル4種類と価格帯各種資料を基に筆者作成
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 今回、家族3人で泊まった「トイ・ストーリーホテル」は中価格帯、1室1泊の目安は3万円~6万円ほど(筆者調べ)。パークに隣接はしませんが立地は良く、モノレール「ディズニーリゾートライン」の「ベイサイド・ステーション」から徒歩3分ほどです。

 ちなみにバリュータイプの「東京ディズニーセレブレーションホテル」は、JR舞浜駅よりも新浦安駅のほうが最寄りで、パークとは無料シャトルバスで約20分の距離があります。

 トイ・ストーリーホテルのターゲットはファミリー層。カジュアルな雰囲気です。荷物のポーターサービスや高級レストランはありません。

券売機で支払い...効率的なクマの
レストランで感動したこと

 ホテル内には映画「トイ・ストーリー3」に出てくるピンクのクマ・ロッツォがテーマの、ブッフェ・レストランがあります。宿泊者限定で予約優先。朝食と夕食のみで、ランチ営業はありません。

 支払いは、券売機で済ませます。町場の飲食店ではセルフオーダーやキャッシュレス決済が進んでいますが、まさかディズニー直営ホテルのレストランで券売機支払いとは……。

 運営側からするとラクでしょうが、「ついにディズニー直営ホテルの飲食店でもこの仕組みを導入したのか……」と正直、複雑な気持ちになりました。ウォルト・ディズニーは生前、パークにおけるキャストの「ホスピタリティ」にこだわりました。しかし時代は変わったのです。

 そもそもブッフェは人手がかからず効率的で、運営側からするとさまざまな利点があるのでしょう。

 さて、そんな効率重視のレストランかと思いきや、筆者が感動した出来事が2つありました。