【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ#28 ホテル・レジャーPhoto:Tomohiro Ohsumi/gettyimages

ここ数年、物価高騰や人材不足などを背景に企業の高い賃上げが続いている。優秀な人材を獲得するためには、待遇改善が急務であり、企業による賃上げ競争の様相を呈している。そこで、ダイヤモンド編集部では、統計の専門家の協力の下、恒例となっている「3年後の予測年収」を刷新し、将来の年収を大胆予想。特集『【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ』の#28では、ホテル・レジャー業界の予測年収を独自に推計し、全16社のランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

ホテル・レジャー業界の
3年後の予測年収ランキング

 新型コロナウイルス感染拡大の落ち込みから一転、ここ数年ホテル業界の業績が好調だ。インバウンド宿泊者の増加や平均客室単価(ADR)の増加などが要因となっている。一方、人手不足や賃金上昇が経営の重荷となっており、業績面では不透明感も漂う。

 レジャー業界では、東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドの業績が堅調だ。2026年3月期の売上高は、変動価格制による高価格帯チケット構成比の増加などで、7045億円と過去最高を記録。ただし、こちらも人件費や諸経費が上昇したことで営業利益は前期比で減益となった。

 総じて、人件費のアップなどがホテル・レジャー業界のボトルネックとなっている。コストコントロールなど経営の手腕が問われているものの、従業員から見ると、もともと決して高年収とはいえない業界にあって、賃金や待遇改善が進むチャンスとも捉えられる。

 そんなホテル・レジャー業界の各社の将来の年収はどうなっているだろうか。ダイヤモンド編集部では、恒例となっている「3年後予測年収」の最新版を作成した。統計の専門家の協力の下、25年3月期までの実績値から、3年後となる27年4月~28年3月期の年収を大胆予想した。

 具体的には、年収が業績などに連動することを前提に、各社の公表資料を用いて重回帰分析による予測モデルを作成、アナリストによる業績予想のコンセンサスデータを当てはめて試算を行った。なお、業績予想は25年12月時点のデータに基づく。より詳しくは次ページを参照してほしい。

 今回は、ホテル、観光、フィットネス、カラオケなどの16社をランキングにした。

 オリエンタルランド、エイチ・アイ・エス、藤田観光、共立メンテナンス、リゾートトラスト、帝国ホテル、東京都競馬、カーブスホールディングス、Fast Fitness Japan、コシダカホールディングス、第一興商、ラウンドワン……各社の3年後の年収はどれくらい増えるのか、あるいは減るのか。一挙に見ていこう。