カナダのマーク・カーニー首相は、米国との間で互恵的な貿易協定を結ぶことは依然として可能だと述べた。ただ、カナダが世界的なつながりを多様化し、国家主権を守るために欧州連合(EU)や世界の他地域と協定を結ぶ自由を放棄するつもりはないと述べた。米国とカナダの貿易交渉は8月に決裂した。ドナルド・トランプ大統領は高関税を課し、カナダも報復関税で応じた。カーニー氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、それ以降ある程度の進展があったことを示唆したが、合意には至っていないと語った。カーニー氏は「交渉終盤には、われわれにとって譲れない一線となる一連の問題があり、それらを越えられず、実際に越えなかった。それらの幾つかは交渉のテーブルから外された」と述べた。「しかし、ここでの核心的な原則の一つは、われわれは主権で妥協するつもりはないということだ。他国・地域と貿易協定を追求する能力は、われわれにとって非常に重要だ」。