今年の米上院選では、幾つかの選挙区のいずれかが、共和・民主どちらの党が多数派を獲得するのかを決定付ける可能性がある。だが、一部の選挙区はその意味合いにおいて、他の選挙区よりも重要だ。最重要選挙区の一つがメーン州であり、全米の左派勢力は現職の中道派共和党候補スーザン・コリンズ氏を議員の座から追い落とそうとしている。進歩派は挑戦者トロイ・ジャクソン氏の当選を優先事項としており、自分たちの将来にとって、ミシガン州の急進左派アブドゥル・エルサイード候補と同様に重要だと考えている。メーン州の前上院議長であるジャクソン氏の選挙運動を支援してきた民主党・民主党会派議員の顔触れが、そのことを物語っている。上院議員のバーニー・サンダース氏(バーモント州)とエリザベス・ウォーレン氏(マサチューセッツ州)、下院議員のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(ニューヨーク州)だ。ジャクソン氏は、サンダース氏が2016年と2020年の大統領選に出馬した際にメーン州での選挙運動を中心になって支えた。