トランプ米政権は、強力な温室効果ガスであるメタンの排出を抑制しようとしたバイデン政権時代の規制撤廃に動いている。石油・ガス業界の一部支持層からの主要な要求に応えるものとなっている。政権当局者によると、ドナルド・トランプ大統領は27日にテキサス州ラボックで開かれる集会で規制撤廃を発表する。エネルギー価格の上昇は中間選挙を控え大きな争点となっており、政権は規制撤廃を光熱費削減策として位置づけている。環境保護局(EPA)は、大量のメタンを排出する油井に対する規制緩和、大規模なメタン漏えいを特定するプログラムの撤廃など、さまざまな変更案を提案する準備を進めている。EPAは今月、こうした規制が石油・ガス業界の労働者や企業にとって「極めて大きな脅威」となっており、エネルギー価格の上昇を招いていると述べた。規制緩和により推定450億ドルの節約になるとしている。