カナダと欧州連合(EU)は30日、野心的な新たなパートナーシップを打ち出した。ドナルド・トランプ米大統領との間で双方が抱える対立を背景に、数週間でまとめ上げた。カナダが米国との深刻な貿易摩擦に巻き込まれ、欧州がトランプ政権とロシアとの関係改善に反発する中、両者はより緊密な経済・安全保障関係の構築を模索している。その取り組みには、原材料のサプライチェーン(供給網)を確保するための共同事業や、人工衛星をはじめとする研究分野での協力が含まれる。カナダ東部モントリオールで30日に開催された第21回EU・カナダ首脳会談で、双方は投資やデジタル貿易、競争政策、スーパーコンピューティング、国境警備に関する複数の新協定に署名し、期限を設定した。双方は来年、カナダのマーク・カーニー首相と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長が「EU準加盟」と呼ぶパートナーシップについて、具体的な在り方を定める方針だ。
EU・カナダ、「準加盟」への道筋策定 反発で難航も
両者は新たな協定に署名したが、政治的逆風と米政府からの警戒に直面している
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