5日の株価急落の中で一筋の光明を探している投資家は、米国債市場でそれを見つけ出すことができる。米中間選挙で民主党が連邦・州レベルで地滑り的な勝利を収めたことを受け、市場関係者は、これまで株価を押し上げてきた人工知能(AI)関連投資が削減されるのではないかと気をもんでいる。一部の投資家は、米国債を数週間前の高利回りで購入しなかったことを悔やんでいるかもしれない。5日の金融市場ではナスダック総合株価指数が5.5%下落したことで、典型的な「質への逃避」の動きがみられ、米国債の利回りはほぼ2カ月ぶりの低水準に押し戻された。9月下旬に5%近い水準にあった2年債利回りは、4.5%を下回っている。10年債利回りは一時5.3%に達したが、今はそれよりも約0.5ポイント低い水準にある。