50歳以上の
正しいたんぱく質の摂り方

 今回のメディカル・トピックスは、たんぱく質の摂り方です。

 今年、2014年に発表された研究では、たんぱく質の摂取が少ない高齢者(66歳以上)では死亡リスクやがんの罹患リスクを上げ、中年(50歳~65歳)では低たんぱく質摂取が死亡リスクやがんの罹患リスク、糖尿病の罹患リスクを下げることが分かりました。

 中年では肉や魚、乳製品などたんぱく質の摂りすぎに注意、高齢者は反対に肉や魚、乳製品などの摂らなさ過ぎに注意するということです。

 アンチエイジングは年齢によって気をつけることが違うのです。

筆者紹介/くぼ・あきら》 
医療法人社団湖聖会銀座医院院長補佐/東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授 。1979年慶應義塾大学医学部卒業。1988年米国ワシントン州立大学医学部動脈硬化研究部門に留学。「高輪メディカルクリニック」を設立し16年間院長を務め、現在は医療法人社団湖聖会銀座医院を始め都内3カ所で診療を行う。人の老化度を測る「健康寿命ドック」「抗加齢ドック」を開発し、その結果に基いたソリューション(運動や栄養指導)を実践。生活習慣病の診療と予防医療・アンチエイジング医学の確立に注力。サプリメントやスポーツ医学の世界最先端の情報と実践を駆使した講演や企業のアドバイザーとしても活動している。