バラク・オバマ米大統領は8月9日(土)から約2週間の予定で、米東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島で夏休みを取得している。しかし、懸案事項は山積している。7日にはイラクで米国人を守るための限定的な空爆を承認。その前日の6日にはウクライナをめぐってアメリカを中心に欧州各国がロシアに課した経済制裁の報復として、ロシアがアメリカとEU連合からの農産物の輸入禁止措置を発表。国内ではこうした外交政策が影響して支持率が低下しており、最新の支持率は36%(ウォール・ストリート・ジャーナル・NBCニュース)にとどまる。秋に行われる中間選挙で政権は苦境に立たされるとの見方が大勢だ。

 一方の安倍晋三首相も時を同じくして、8月10日(日)から約2週間の夏休みに入った。こちらも集団的自衛権行使容認をきっかけに、内閣支持率は下落気味。昨年同様、ゴルフ三昧の予定だが、9月上旬に予定される内閣改造と自民党役員人事について、ゆっくり考える予定との報道がある。

 オバマ大統領が家族とともに夏休みを過ごすマーサズ・ビンヤード島は米東部を代表する、夏の高級別荘地だ。今年はどのような夏休みを過ごすのだろうか。いずれにしても、日米のトップは頭の痛い問題を抱えながら過ごすの夏休みとなりそうだ。

2013年8月16日撮影。オバマ大統領は昨年も同じマーサズ・ビンヤード島で夏休みを過ごした。同島のウェスト・ティスベリーで自転車を楽しむオバマ大統領(左)と長女のマリアさん(右)。写真には写っていないが、ファーストレディのミシェルさん、次女のサーシャさんも自転車を楽しんでいた
Photo by Rick Friedman
昨年、自転車を楽しんだ翌日の17日、オバマ大統領はマーサズ・ビンヤード島の東側にあるファーム・ネック・ゴルフクラブでゴルフを楽しんだ。一緒にカートに乗っているのは、ビジネスマンのグレン・ハッチング氏
Photo by Rick Friedman