「気持ちが落ち着かない」
「ドキドキして心細い」
「悩み事が頭から離れない」
このような気持ちが続くと、「そんな自分に疲れてしまう」ものです。ですから、「自分の心を強くしたい」「強い心を持っていたい」と考えている人は、多いのではないでしょうか。
「メンタルタフネス」という言葉をご存じですか?
これは、日本語に置き換えると「心の強さ」を意味します。
さて、このメンタルタフネスですが、生まれつき「高い」「低い」といった度合が決まっていて、生涯変わらないものなのでしょうか?
答えは、NOです。
中には、「あの人は、もともと気の強い性格だからメンタルも強いはず」と思っている人もいらっしゃるかもしれません。ところが、気の強い性格の人が、必ずしもメンタルが強いわけではありません。むしろ、気の弱い人ほど、強い人間であるとアピールするために、周囲に強い態度で接し、自分の心の弱さを見透かされないよう隠していることもあります。
皆さんの周りにも、そういう人はいませんか?
一流のリーダーは絶対に
メンタルがタフでなければならない
遺伝的な要因で、メンタルタフネス度が高い性格傾向を持っているケースはありますが、メンタルタフネスは自分の力で高めることができます。また、自分の力だけでなく、他人からの力を得て変えることも可能です。
ですから、ある出来事や事象がおきた時、どのように考え受けとめるのか、自分の「心の持ち方」が、とても重要になってきます。
特にリーダーたちは、つねに自身のメンタルタフネスを意識しておかなければなりません。
なせでしょうか?
それは、リーダーの仕事ぶりが、チームや部署、ひいては、組織の業績にまで影響を与える存在だからです。